12/06/2022

介護現場での仕事とは

介護現場には、さまざまな仕事を行うスタッフがいます。直接的な身体介助を行うスタッフのほかにも、精神的なサポートを担当するスタッフも多いです。その仕事のひとつがメイクセラピストです。メイクセラピストの仕事は、介護を必要とする人に対してメイクを施して、精神の健康を向上させること。介護を受けている人の多くは、介護を必要とすることをきっかけとして化粧から離れてしまうことが多いです。自分らしく生活することが少なくなるため、メイクでなりたい自分を実現させることによって、気持ちの変化を促します。心理的な変化として前向きになり、自己肯定感が高まります。

このほか、メイクをすることによって、手先や顔の運動・認知機能のリハビリにつながる効果もあると言われています。これらの効果を引き出すために、メイクセラピストは、単にメイクをするだけではなく、心理カウンセリングも行うことが求められる傾向にあるようです。色彩学や印象分析なども含めてのメイク技術のほか、メンタルサポートを同時に行います。また、女性だけではなく男性に対してもメイクセラピーを行うことも仕事のひとつです。男性に対しては、メイクを中心とするのではなく、身体を動かすストレッチなどが中心となります。スキンケアやハンドケア、ハンドマッサージといった手先のストレッチ、顔のストレッチなどをとおしてリラックスしてもらうことが、介護現場におけるメイクセラピストの役割です。